真綿で首を絞めるが如く

作業予定時刻は朝だというのに此処一週間程の間は日の出付近の時刻に眠っている。僕は眠る事が嫌いではない。むしろ好きで好きで仕方がない。余りに好きで一度眠ったらなかなか起きない。にも関わらず眠る時刻が遅い。 朝から晩まで行動していて思ったのだけ…

資格が在れば幅が広がるという事ではない

残り続けられるとは運か実力によるものだと思う。 実力が在れば続けられるだろう。それは資質によるもの。対して運で続けられる場合、それは本人の意思や実力とは無関係に資格によるものだと思う。残り続けられる資格。神でも運命でも社会でも何でも良いけれ…

信じるとは決意の一種である

信じる信じないは根拠や理由によるものではなく信じたいか信じたくないかによる。 信じられるとは信じたいという事に他ならず、信じられないという事は信じたくないという事に他ならない。つまり信じるとは対象そのものとは無関係に選択する本人の希望でしか…

春に浮かれて

何故か最近、催し事が多く誘う事はなくとも断る事も無い僕は平日休日関係無く人間と一緒に居る時間が長い。僕には一日の数時間は自分独りの時間が欲しい性質が在るので結構辛い。 独りの時間に何か特別な事を行なっているわけでもない。考えたり考えなかった…

故障品の残骸

元々が燃え滓のような残り滓での行動だったのだけれど燃焼した記憶も無いのに何時の間にか残り滓すらも燃え滓になり燃え尽きたらしい。動けない。正確には動きたくない。余りに動きたくなくて義務感や責任感ではどうしようもない。興味や情熱でも在れば違う…

酒は最も優れた道具の一つである

優しい人間も厳しい人間も大人しい人間も騒がしい人間も普段と違う一面を披露する事が多い酒。変化内容は個々人様々。それはお酒を飲む理由によるのかもしれない。憂さ晴らしだったり心的安定だったりコミュニケーションツールだったりと理由も様々。変化や…

連続しているように断続している物事

過去に僕が記したメモを発見した。 「身体は作品、精神の在り方の象徴、ボディビルダーへの疑問」 繋がりは理解出来ないでもないけれど何を言いたいのかは全然理解出来ない。思考は内容も重要だけれど速度も同様に重要という事だろう。 過去の僕は今の僕とは…

有能に厳しく無能に優しい僕等の社会

突貫工事でやっつけ仕事、組み上がるのは不細工な張りぼて。結果が全てでも過程が全てではない。けれど過程を経ずして結果は無い。等価にならない等価。優先される事は単純に誰もが理解可能な事。理解不可能な事は排除され。噛み砕いて噛み砕いて召し上がれ。…

状況把握能力の欠損

連続で飲んだ為に連続で潰れる休日。潰れても大した影響が無い時期ならば未だしも潰れて影響が大きい時期に行なう事もない、と自身で思わない事も無いけれど、僕自身の都合だけで成立するものではないのだから止むを得ないとも思う。成立条件は参加者の意思…

優勢順位の設定異常

お酒は嫌いではないけれど飲み過ぎれば翌日の行動が大幅に制限される事は理解している。現在、行なわなければならない事が多く在る事も理解している。それなのに二日連続で飲み会の予定を入れる僕には何かが欠けている。 恐らく理性や常識などが。

誤る先見

どれだけ頭の回転が速くとも頭が悪ければどうにもならず、どうしようもない。 しかし頭が良い事が必ずしも良い事だとは限らない。

開拓者

物事を徹底的に選択し決定的に決定しなければならない時、重要となるのは境界線を何処に設定するかではなく設定した境界線を越えられるかどうかだと思う。或る意味において外見を気にせず外聞を気にせず行動出来るというのは素晴らしい。そして、それは時に…

境界線上に立ち尽くす

誰が悪いわけではない。 場が悪いわけでもない。 時が悪いわけでもない。 強いて言えば運が悪い。 それでも不運ではなく悪運。

鏡の中の平行世界

「運命の分かれ道」のような概念が在る。可能性の分岐とでも言うべきものか。無かった可能性の行く末を平行世界などと呼ぶ事も在る。けれど僕は「運命の分かれ道」というようなものが在ると思っていない。 例えば僕が再度誕生から行なっても僕は今までと殆ん…

終了も継続の一部

嘗て僕の友人は父に「仕事を三日以上休むな。三日以上休むと仕事に対する意欲が失われる。だから三日以上は休むな」と言われたらしい。 それは元々、仕事に対する意欲が低いのではなかろうか、と思う。けれど継続は継続しているからこそ継続であると同時に継…

自身は意識によりけり

僕はどれだけの量のお酒を飲んでも油断不可能な人間とでは酔えない。これは果たして良い事となのか悪い事なのか。どちらか知らないけれど酔えないのにお酒を飲む意味が分からない。 場の雰囲気は嫌いではないけれど。

耐久力と待機力

そろそろ耐久力も限界のような気がする。 未だ始まっていない何かを始める事も既に始まっている何かを止める事も莫大な力が必要で僕には足りない。意思も興味も介在しないならば尚更。それでも何とか此処まで来れたけれど。けれど此処から先は予想不可能。 …

一方的な情報提供装置

僕は殆んどテレビを観ない。考えてみると、それは自身のテレビを所有していないからかもしれない。頻繁にテレビを観るという知人友人は自分のテレビを所有しており、頻繁にテレビを観るけれど自分のテレビを所有していない知人友人は居ない。もう少し世俗の…

限りなく近い別物

昨日の日記に記した物はプリンタに限りなく近い複合機だったらしい。少なくとも普通のプリンタにスキャナーなどは付随していないとの事。プリンタとしてだけでなく、それ以外の機能も兼ね備えたものは複合機と呼ばれる類の物で、僕の購入したものも分類上は…

完璧を作成出来るのは完璧だけ

東海道新幹線:ATCの異常で2年間もスピード違反 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050323k0000m040118000c.html 東海道新幹線の300系車両の安全運行を支えている車載用新ATC(自動列車制御装置)の速度補正機能の異常で、国に申請した…

今までの倍くらいの大きさに

壊れたプリンタではどうにもならないので新しいのを購入。 普段から頻繁に機械屋へ行っているわけではないので新鮮だった。驚いたのは最近のプリンタには電源スイッチが在るという事。ちなみに僕が今まで使用していたプリンタは電源スイッチなどは無くパソコ…

必要な無駄の取得

昨日は起きたり眠ったりを一日中繰り返していた。 本日も起きたり眠ったりを一日中繰り返していた。 明日も起きたり眠ったりを一日中繰り返すだろう。 実に有意義な連休使用方法。

顧みない省みられない

誤解や勘違いを悪いとは思わない。人間関係の幾らかは誤解や勘違いで成立したり継続したり破綻したりするものだろう。誤解や勘違いで成立する認識も在る。それを悪いとは言わない。 しかし、それも度が過ぎれば不快で、更に過ぎれば不愉快で、それさえ超えた…

並んで揃って従い跪け

人間は他の人間に従属され他の人間に従属し、他の人間を隷属させ他の人間に隷属させられ、という関係を意識的にか無意識的にか望むものなのだろうか。 公平なんて存在せず平等なんて介在せず均衡なんて介入しない関係。五分五分ではない対等ではない関係。そ…

影響し影響され構築し再構築し原形を失い原型を見失い

別離。それは関係の喪失。再接続される関係も再接続されない関係も在る。それは縁次第。 けれど。再接続される関係でも再接続されない関係でも影響は残る。確かに関係していたという証。物的証拠としては残らなくとも意識に残る。多少大小の差は在れど。そし…

禍福は縄の如しというよりも塞翁が馬

何時何処から何が訪れるなど予想は可能でも予知は不可能で、万能でも全能でもない僕には予想すら満足に行なえない。ましてや偶発性まで予測可能な程に人間を辞めてはいない。 不意打ちに近い、というよりも不意打ちそのものを喰らいくたばるのは身体ではなく…

囚われ損なわれる

効率や能率を重視する事を悪いとは思わない。 けれど、目に見えるような理解し易いような効率や能率ばかりを重視していては却って効率や能率は落ちる。 目に見えないもの程に理解は行い難いかもしれないけれど、行い難いからこそ理解しなければならない。目…

物欲燃焼

必要性に迫られているという物も在るけれど必要性に迫られていないながら欲しい物も在る。 パソコン プリンタ 腕時計 携帯電話 財布 サングラス 本 CD 上から順にパソコン→古過ぎる、プリンタ→壊れた、腕時計→持っていない、携帯電話→壊れそう、財布→使用…

四半世紀を生きて

齢二十五にもなって何だけれど結婚や家庭といったものに馴染めない。縁が無いのか。 周囲の同年代・同世代の人間達は少なからず結婚し家庭を構築し始めているというのに僕には御伽噺のように夢物語のように現実感が無い。周囲の話を聞いても架空創作物語を聞…

人間遣い

在りし日の僕と僕以外の誰かの会話 「告白をされた」 「それはおめでとう。俗に言う人生の春の訪れかな?」 「いや、断ったよ」 「そうなのかい。差し支えがなければ理由を訊いても良いかな?」 「その人間は生きている事が嫌で死にたいと言うのだよ。それだ…