様々な人間との色々な会話

在りし日の僕と僕以外の誰かの会話

思う事が在り、丁度、ゴールデンウィーク付近の時期に様々な人間と会う機会が在り色々な話を行なったので抜粋してみる。

「綺麗になったね」
「そうかな?時間が経った分だけの変化くらいはしたと思うけれどね」
「いや、綺麗になった。正直、昔はこんなに綺麗になるとは思ってなかったよ」
「それは誉めているのかな?」
「さて、どうだろう。只思ったままだからね」
「時間だけではないという事かな?」
「そうかもしれないし、そうではないかもしれない。それは僕には分からない。けれど、もしかしたら今が一番綺麗な年齢かもしれないね」
「綺麗な時期?そんなものが在るのかい?」
「在るよ。誰にでも在る。生きていればその人間が一番綺麗な時期が在るんだよ」
「それは容姿に関係無く?」
「そんな事はない。容姿に関係の無い綺麗なんて想像出来ないけれど、容姿だけではなく全体として一番綺麗な時期が在る。換言すれば輝いているとでも言うのかな」
「だったら僕は時期ではないね。少なくとも今の僕が輝いているなんて事はない」
「何か在るのかな」
「いや、真逆で全く何も無いんだよ」


これも一つの話。