よろしく2005年

またしても年に追いつかれた。正確には追いつかれ追い抜かれ続けている。けれど時間に追い越された事は一度として無いし追い越した事も無い。時間とは常に互角に進んでいる。年は時間の一区切りだけれど時間は変化を表す概念なのだから当然と言えば当然だけれど。そもそも年が行くものだったり来るものだったりした場合の話。
行ったり来たりするものとは思っている人間は戻っては来ない事に疑問を抱かないのだろうか。疑問を抱かない人間は奇妙だと思う。
奇妙と言えば年末という時期は多少なりとも先の事を考える事になる。普段は考えないにも関わらず。新年の抱負を掲げる程に目的を所持しているわけでもなく、人生の誓いを立てる程に希望を所有しているわけでもない。それでも自身の先について考える。これも奇妙。答が出た事は無い。
そして新年。どうでも良くなる。これこそが僕。


そんな感じで今年も開始。