式直前

昨日は友人の結婚式だったのだけど予定時間のかなり前に到着したのと、この友人とは一対一での付き合いだから僕の知り合いは新郎以外に居ない状況なので開始まで暇で仕方なかった。ので心境を作成していた。以下内容。
早くも浮いておる様相を呈してきて、始まってもないのに帰りたい…っておいっ!僕は一体何しに来たんだっ!といったノリツッコミが脳内で展開され始めていて僕の精神均衡も限界に近そうな気配が。一対一での付き合いの友人の結婚式というのは思った以上に精神に来るものが在るけれど、おめでたい場に招待されていながら断るというのは余程の予定が無い限り僕には出来ない。よって今回の事は避けられぬ事態で在る。避けられない事態ならば受け入れるしかない。さりとて不測というわけでもなく準備は可能だったのだが手抜かりなく準備無し。事前に教えてもらっていたのに情報を活かせない僕には猫に小判、豚に真珠。世界には準備という行為が存在する事を僕は学習すべきだ。すべきだ、でするならば今更こんな事を考えたりはしないだろうけど。
それにしても雨。僕が遊びに行く日は大抵晴れているのだが珍しく雨。おまけ程度のゲストだからかもしれない。差別だ。経験法則上、晴れ人間と雨人間が一緒に居れば大抵は雨。良くて曇。まず晴れない。間違い無くこの中に雨人間が居る。などと考えてみたが天気なんて巡り合わせでしかない。たまたま僕が出かける日は大抵晴れているというだけだ。にも関わらずこんなことを考えるのは経験が在るからだろう。経験した事は疑い難い。僕は余り自覚的には覚えていないけれど多分無意識という形で体が記憶しているのではなかろうか。臓器移植者の嗜好変化を取り上げるまでも無く、経験した事柄の知識は頭に反応は神経に習性は体に記憶されると思う。僕が家を出る時に酷い降り方をしていなければ傘を持たないのはそんな理由だからだろう。さすがに今日は持ってきたけど。何にせよ始まるまでが辛いのだろうから早く始まらないかな。
内容以上。
始まったらやはり形式に添って進んだので問題無かった。式後、やたらと話し掛けられた。多分、おかっぱ頭だったからだろうけど。でなかったら僕に話し掛けたりはしないだろう。


今日の日記も昨日の関係者が見ない事を祈ろう。