読書感想文は苦手

相変わらず天気は良いのだが昼間の遊び方を知らない僕は在宅中。予定も無し。予め推測されていた事態なので困る事もなく用意していた本を読む。というわけで本日読んだ本の感想。僕個人の感想なんで文句はお断り。意見は歓迎。文句と意見の境界線は個々の判断で。内容に触れる可能性も在るので読むのを楽しみにしている本の題名が在れば人は読まない方が良いと思われる。開始。
題名(作者名)出版社名


おおきく振りかぶって1巻(ひぐちアサ講談社
弱気なピッチャーが主人公の高校野球漫画。僕はひぐちアサさんの漫画が「家族のそれから」の頃から好きなので期待していたのだけど裏切らない内容。メインキャラ以外の扱いがぞんざいだけど。この作者の前作「ヤサシイワタシ」よりはぬるい内容だが前向きな話が嫌いではない人にはお薦め出来る。お薦め対象者は成長物語が好きな人や高校時代に部活やっておけば良かったなという人。
僕が第2回「キャッチャーの役割」後半でほろりと涙したのは内緒。女性監督の変態っぷりが僕好みというのも内緒。


ササメケ5巻(ゴツボ×リュウジ角川書店
最終巻なのだけど相変わらずグダグダな内容の漫画。放置されっぱなしな前振り多し。題名変わって継続するみたいなので人気は在るよう。ここまでグダグダなのは僕にとって「敷居の住人」以来。凄い好きとかでは全然なくてなんとなく良い感じ、という雰囲気。そういうところが人気の秘訣かも。お薦め対象者は目的邁進型の物語に疲れた人や分からない事を分からないままに放置出来る才能を持った人。


ササメキ0巻(ゴツボ×リュウジ角川書店
初期短編集。上記以上にグダグダ。


変人偏屈列伝荒木飛呂彦鬼窪浩久集英社
歴史上の実在人物を取り上げた漫画。価格が高い。僕は寡聞にしてこの本の登場人物ではニコラ・テスラしか知らなかったけれど面白かった。特に腸チフスのメアリーに対し「腸チフス・メアリー法」が各州で制定されたというのは笑った。たった一人の為に法を制定。純粋に凄いと思う。良くも悪くも。
人間は理解出来ない物事を恐れる。それが自分に害を与えるかもしれなければ尚更だ。メアリーが何故賄い婦に拘ったのかは分からないが、当時の人達が本当に恐れたのはチフスよりもメアリーの意思ではないだろうかとも思ったり。


新版経営管理と環境管理(上武健造)八千代出版
分かり難い。僕は頭が悪いのだ。これからは利益だけでなく環境も考えなければならんぜよ、その為には〜という内容を主に管理の方面から記しているものだと思う。自信はこれっぽちも無い。
さて、僕の偏見によれば企業とは利益目的の集団だという認識なので企業に善意の行動というものは無いと思っている。企業の行動、それは全て利益目的であるという前提で考える。善意に見える行動も利益が発生するから行なわれている(企業のイメージアップなど)わけで環境問題に取り組むのも企業のイメージアップ、そして利益を循環させる事で更なる利益を得ようという事だと思う(収穫逓増の法則により)。僕が経済の事を考えるといつも思い出されるのは「お金は寂しがり屋」という言葉。その人は経済学なんて学んでいないだろうけれど言っているのは同じ事。本人は気付いていないだろうけれど本質を見抜く資質が在るのだろう。
話が逸れたがお金を儲けたければ多少の利益供与が必要だという事。金を稼ごうと思ったら、金を使わなければならないというプラウトゥスの格言が思い出される今日この頃。


終了。今日はこれしか読んでいない。読むのが遅い。特に経営管理と環境管理は興味が低いせいか特に遅かった。