境界線の上で

一部の奇特な人間以外は自ら進んで危険に対峙したいとは思わないだろう。けれど危険を見物したいと思う事は一部の奇特な人間以外にも在るだろう。自分は安全な場所にて危険を見物したい。それは例えば獅子と正面から対峙したいとは思わないけれどサファリパークで安全な車の中から獅子を見物したいと思う事。中には何処までが安全なのか試そうとする人間も居るだろう。


僕は失敗したらしく説教を受ける事になった。