愚者の謳う偽善

経費削減を謳う事自体は全然構わないのだけれど謳いながら作業量が増加しているというのは一体どういう事なのだろう。経費とは金銭そのものだけでなく作業の為の必要エネルギーも含めてのことだと思っているのだけれど、それは僕だけなのだろうか。
経費削減を目指す事自体に問題が在るとは思わないけれど経費削減を目指して作業量が増加するのでは問題が在る。それでは金銭的支出が減少しても経費削減されているとは言えない。経費削減とは金銭も含めて支出エネルギーの削減でなければ意味が無い。
未だに報告書などの提出物を紙に印刷して提出などという方式を採用している会社に経費削減をする気が在るなどとは間違っても思えないけれど。謳うならば謳うなりに実行すべきだろうし、それが不可能ならば謳わないか実行しているように取り繕う程度は行なうべきだろう。

取り繕う事すら不可能な事に巻き込まれるのは愚者の周囲。