善を良しとはせず、されど悪を徳ともしない

在りし日の僕と僕以外の誰かの会話
「何故に僕の邪魔をする?」
「君が悪事を行なおうとしているからさ」
「悪事かどうか僕には興味無い。僕は僕の法に従い行動するだけだ」
「なれば僕は僕の律令に従い君の行動を阻止しよう。僕は君の悪行を傍観する程には善良ではないからね」
「それをこそ善良と呼ぶのだよ。充分過ぎるくらいにね」