個性とは区別と差別の結果に他ならない

僕には差別が在ってはならないものだとは思えない。
区別を縦軸とし差別を横軸とする。
区別とは区別する物事を軸に分類する事だと思う。そして差別とは区別された分類の中で上下を決定する事だと思う。区別はエリア、差別はレベルと言い換えても良いかもしれない。
軸を得意分野という物事で設定した場合、最初に得意分野毎によって分ける。それが区別。それだけだと同じ分類になった人間は全て同じように得意という事と同義になるが同じはずがない。厳密には同じものはこの世に存在しないのだから。
そこで分類毎に熟練度などで分ける。これが差別。差別する事により区別だけよりは分類が正確になる。更に区別と差別を細かく行なう事で全ての人間は同じではないという事になる。
要約するに何かを何かとして特定する為には区別だけでなく差別も必要なのではなかろうかと僕は思う。だからこそ差別が在ってはならないものだとはどうしても思えない。
極論で暴言を吐くならば差別反対者とは分類された中で熟練度などの低い人間が主なのではなかろうかなどと思ったりもする。