終わっていない

義経」。目次さえ読んでいない。それどころではない。急遽ではないけれど緊急で行なわなければならない事が在った。要は忘れていただけ。未だに終わらない。正直、日記を記している場合ではないのだろうけれど気分が良くないので気分転換。月曜日から徹夜は嫌。アンパンマンでもドラえもんでも小人でもアイフルでも何でも良いので助けてほしい。自身の責務を丸投げする程に腐っているつもりもないから全部とは言わない。手伝う程度で良い。少しで良い。具体的には1/3程度。1/2だったら御の字。しかしアンパンマンバイキンマンが関係していないと現れないもしれない。ドラえもんはのびた君しか助けないのかもしれない。アイフルは金銭的危機しか助けないのだろう。小人しかない。2/3を終わらせたら僕は眠るのでお願いしたい。心配なので明日は早めに起きる。終わっていなかったら嗚咽を漏らす。実際には嗚咽を漏らす暇もなく完成させる為に鬼の形相で作業する事になるだろう。それを見て怯えた小人は二度と現れない。それは困る。鬼の形相は止めて仏のような顔にしよう。しかし仏のような顔をしていて勘違いした小人に拝まれるのも困る。何より仏のような顔をして自身で勘違いしてそのまま昇天したら目もあてられない。笑顔も悪くはないけれど一人で居る人間が満面の笑みを浮かべていたら不気味。僕ならば近づきたくない。いっそ無表情にするというのも一つの方法ではあるが無表情というものも結構怖いと思う。小人に怯えられるようなものは却下。僕は小人の気持ちなど分からないのでうっかり表情も作れない。誰か小人の気持ちが分かる人に教えてほしい。けれど仮に「僕は小人の気持ちは分かるのだよ」という人間が現れたとして僕はその人間を信用しても良いものか。良いか悪いかは分からないが難しい。そのような人間が現れても僕には信用出来ないだろう。教えてほしいなどと記しておきながら教えてくれる人間が現れても信用しない僕の精神の問題については気が向いた時に考えるとして、取り合えず信用出来ないので教えてほしいという前言は撤回。教えてほしくないので教えないでほしい。正確には教えてくれようとしても僕には信用出来ないだろうから必要としない。しかしこれで行き詰まった。小人の気持ちが分からないと明朝に僕はどのような顔をしていれば良いのだろうか。分からない。分からないといえば僕がこのような事を考えている理由が分からない。そもそも僕はどれほど困っていようとも小人に手伝ってもらった記憶が無い。記憶に無いだけで手伝ってもらった事が在るのかもしれないけれど、そんな経験を誰かから聞いた記憶も無い。記憶に無いだけで聞いたかもしれないけれど、手伝ってもらった記憶と聞いた記憶の両方ともの記憶が無いという事を考えると少なくとも僕の関係している範囲では小人は手伝ったりしていないのかもしれない。もしかして僕の関係している範囲の小人は怠け者なのかもしれない。このような事を長々とだらだらと記していると「君は小人などというものが存在していると思っているのかい?」などと頭の中身が愉快な変人扱いされそうなので既に予めという時期を越えてしまっている事を敢えて無視して予めと記して弁明してしておくと存在しているなどとは思っていない。こう記すと逆に「君は小人が存在しないとでも思っているのかい?」などと頭の中身が愉快な変人扱いされるかもしれないけれど、僕が思っていないだけで僕が知らないだけで実は存在しているのかもしれないけれど、僕が知らなくて思ってもいないならば少なくとも僕にとっては存在していない事と何ら変わりない。しかし存在していようが存在していまいが手伝ってくれる存在が居るとでも思っていなければ僕は安心して眠る事も出来ない。それが嘘だと分かっていても自身を騙し一時の安眠を得る為ならば今だけは存在すると思おう。明日に修羅場が待ち構えていようとも。修羅場などと思う時点で騙し切れてない。やはり理性は手強い。理性を大人しくさせる為にはアルコールでも摂取するしかないのかもしれないけれど月曜日からアルコール臭をさせている人間にはなりたくない。また行き詰まった。諦めて眠ろう。もうそれしかない。こうして僕は諦観と共に安眠を手に入れた。結果的に成功したようだけれど、実は作業が終わってないので失敗。