策士の一手

福田康夫官房長官辞任:底知れぬ未納の闇 先手で幕引き図る政府
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20040508k0000m010156000c.html
色々な思惑が在って単純な潔さだけではないだろうけれど、それでも他の議員達がその位置に固執する中でのこの行動は少なからず国民に良い印象を与えるのだろうと思う。総合的に考えればここで引いた方が良いと思っていても大抵の人は引かない。引いたら終わりという考えが在るのかもしれない。福田康夫さんは頭が良くて判断力が在る人なんだろうなと思っていたら
民主党:菅代表の辞任論強まる 年金合意に不満も
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/news/20040508k0000m010127000c.html
一手で幾つもの効果を発揮する技術こそが策士の本領とはいえ素晴らしい。福田康夫さんみたいな人こそが政治の現場には必要なのではないかと思わず考えた。その行為が世間に悪と捉えられようとも清濁併せ呑む事の出来る頭の良い人間が必要な場合も在ると思う。例えば今の政治の場とか。例えば、だけど。