シンプル イズ ベスト?

僕は良くも悪くも単純過ぎるくらいに単純(良くも悪くも無い)で、無知が服を着ている(お風呂では裸)と噂になるくらい(地域限定)なので分からない事が山程(山どころか大陸程)に在る。
で、分からないから色々想像したり思考したりしてみるのだが結局分からない。世間の常識や地域の風習、暗黙の了解などは本当に苦手。地域や環境、時代によって変わるし調べ難い。常識や風習などは民俗学の分野かもしれないが調べている最中でも時間は経過しているのだから発表される頃には変わっている可能性も在る。
情報というものは伝達の為のものであって、誰もが分かっていて当然と考えている事はなかなか情報に成り難いものだと思う。伝達する必要が無いからだ。そして基本的に情報は事実よりも遅い。情報が事実に成る事も在るが成らなければ間違った情報でしかない。確率の話になるが事実が情報に成るものの方が情報が事実に成るものよりも事実である確率は高いだろう。
何かを信用する事すら僕には難しくて結局好きか嫌いかで物事を分類してしまう。僕が自信を持って判断出来る基準は単純にそれしかない。そして僕は生きているが故に影響を受ける。好きなものや嫌いなものには意識的に興味が無いものには無意識的に。好きなものや嫌いなものは意識するが故に強く影響を受ける。
好きなものにばかり接していられれば何時の日にか自分も自分の好きな人間になれるのではないだろうかという幻想を抱いて。