熱苦しい吐息

何度も記したと思うが週2〜3回ジムに行っている。何度も記している事から僕の引き出しが少ないという可能性が考えられるが可能性はあくまで可能性なのだから可能性のままにしておく。
僕はジムへ運動しに車で行っている。運動しに行くのだから車でなく自転車や徒歩で行き往復も運動すれば良いのではと思わなくもないが、車で20〜30分かかる距離なので運動して疲れた体を更に動かす気にはならない。
そんな言い訳をして車で運動しに行くという微妙に無駄なような気がしないでもない事をしている現在なのだが行きは兎も角、帰りは運動してきた直後なので体が熱い。分かり易く具体的な例を挙げるなら車の窓を閉めきりにしておくと窓ガラスが体から放射される熱気により曇る。外は見難くなるし熱気が篭もり熱いと好ましくない事柄が多いので帰りは窓を開けて運転をしているのだが、当然車内に入ってくるのは暖かくなりつつある今の時期でも夜なので涼しい風。体が必要以上に所持している熱を奪ってくれる。これは結構気持ち良いのだが涼しい風が奪ってくれるのは体の表面的な温度だけであり、体の中の温度までは奪ってくれない。これにより異様に気持ち悪い感じを味わうはめになる。不快が過ぎると思うくらいに不快な感覚。これを味わう度に思う。
熱い吐息もものによる、と。
熱い吐息という言葉から連想するのは艶やか(「つややか」でも「あでやか」でも可)で色めかしいものと思いがちだがそれだけではないのだという事を実感として学ぶ。学ばざるを得ない。自分の熱い吐息は最低だ。体は冷えつつあり快適に過ごせるようになるかと思いきや自分の呼吸による空気の温度がなまじ温かい為に全然快適にならない。嫌でも体内には平常時以上の熱が発生している事を感じてしまう。勿論、体の表面が冷えつつあるからで体の表面を冷やさなければそのような格差による不快感は味わわなくて済むが、体全体が熱いのはそれ以上に辛いので仕方なしという妥協案。だが妥協案にしても余り良いとは言えない。僕は熱いのも暑いのも苦手。何とかならないものか。