トツカ様のところでも記してあった記事。「嫌な記憶消せ」と前頭葉が指令
http://news.msn.co.jp/newsarticle.armx?id=660651
僕の記憶力が弱いのはこれの可能性も在る。
記憶を思い出せないのは忘れるのではなく思い出すという行為を頻繁に行なわないからという説が在る。何故かタンスに喩えられていたが、思い出せないというのは引き出し(頭の中)に荷物(過去の記憶)は入っているのだけれど頻繁に行なわないので開け方(思い出し方)を忘れてしまい上手に行なえないという事らしい。僕は今まで自身の記憶力が弱いのはこれではないかと思っていた。可能性としては一番高いと。僕は思い出話をほとんどしないし、そもそも過去を思い出そうとする事が少ない。僕は思い出す事が必要だとは思えない。過去を思い出すのなら現状を考える方が重要だと思うし、将来を考える方が有意義だと思う。もっとも僕には将来を考えてる余裕が無いから大体現状に対する思考が主なのだけれど。
そんな感じで僕は僕の記憶力が悪いのは思い出すという行為をしないからという理由が一番可能性として高いと思っていたのだけれど、ここに新たな可能性が。
確かに僕は僕の過去を嫌悪している点が在る。現在が当時よりも自分好みに変化(僕には成長の概念がよく分からないのでこういう記述)しているかどうかは別にして、過去の僕というものは未熟極まりなく恥ずかしい。僕が余り過去の事を思い出さないというのは先の理由だけでなく思い出せば否が応でも過去の僕自身をも思い出す事になるからというのも在る。嫌な記憶という以前に過去の僕が嫌で僕の思い出には必ず過去の僕が登場する。そうすると僕は僕の記憶全てが嫌という事になる。最悪だ。
もしかしたらこの二つが僕の記憶力の悪さの主な原因かもしれないが、もしそうだとするならば僕の記憶力は絶望的にどうしようもない。僕は普段、僕の過去を思い出そうとはしないのだから。