警告。今日の日記はドラマ「共犯者」の内容に関わる話なので、未だ観てない人は読まない方が吉。警告終了。
「共犯者」の最終回を観終えた。
途中から、ひょっとしたら、と感じていた。回が進む毎に、もしかしたら、とも思っていた。事実が明らかになるに従って、薄々そうなのではないか、とさえ考えていた。まさかそんな事は無いだろう、と僕は自身の感覚を無理矢理に否定し期待していた。
ファイトクラブ」をこのドラマの放映期間中に観るのではなかった。
具体的に途中というのは「ファイトクラブ」を観てからなのだが、他の人間には知りえない事実を何故にウエヤマサト(三上博史)が知っていたのか。病院で冬川美咲(浅野温子)にマサトが話し掛けているのにその場に居た全員が反応しないのは何故か。何故に美咲の部下の高杉亮(池内博之)がマサトを知っていたのか。途中までは何故なんだろうと色々考えていた。だが「ファイトクラブ」を観た後は、これかもしれないと思い始めていた。僕の心配は杞憂であってほしかった。驚愕させてくれる結末を望んでいた。しかし現実はわりと狙ったかのようなピンポイントで来る。
マサトの正体はタイラー(ブラッド・ピット)と同じだった。
何故、僕は「共犯者」の放映期間中に「ファイトクラブ」を観てしまったのだろう。「ファイトクラブ」を観るのが数年早ければ内容をほとんど忘れていて最後まで期待してみれたかもしれない。「共犯者」の放映終了後ならば何も問題は無かった。
何故あのタイミングでなくてはならなかったのか。分からない。あのタイミングでは幾ら僕の記憶力でも忘れない。
結果として少し残念だったけれど、僕はこのドラマを楽しく観れた。三上博史の格好良さが際立っていたし。次回のドラマはいつなのだろう。今から楽しみだ。