ニンゲンのコウフク

暫らくゴールデンウィーク前後の会話を記した。僕の覚えている範囲のみだけれど。
読み返して思う事は僕が気にしない、僕は気にならない、僕に気に出来ない事を僕以外の人間は割と気にしたりしている事。この差異が僕には理解難解な質問を浴びせられる理由であり、同時に理解不可能な叱責を受ける理由であり、交友範囲が広がり難い原因だろう。それは換言すれば僕の個性と呼べるのかもしれない。けれど、個性なんてものは集団生活では集団意識を阻害する邪魔な障害でしかない。それは才能と同じように。
人間が集団生活を営む生物である以上、そして僕が人間を続ける以上は個性など欲しくない。人間の幸福は集団にこそ在るのだから。


人間として幸福になれないと思っていても、思っているからこそかもしれないけれど、僕は人間としての幸福に憧れる。