相変わらず年は忘れていない

昨日は早めの忘年会という事で友人達と飲んできた。僕以外の皆は恋愛に悩んだり仕事の不満を漏らしたりとそれなりに幸福らしい。
と思っていたら矛先が僕に向かった。
僕に恋人を作らないのかと言う。不可能を尋ねるなんて思い遣りが足りないのではなかろうかと思いながら答えると僕に恋人が出来ない原因が分かると言うので拝聴する事に。
他人の意見は大事だ。参考程度にだけれど参考にはなる。まして自身で分からない事ならば尚更。
友人が言うには僕は入ってしまうらしい。
抽象的過ぎる。理解出来ないので詳しい説明を促がす。
続けて友人が言うには僕は仲良くなり過ぎるらしい。性別を越えて。この友人は異性なのだけれど、この友人の他の異性の友人と僕は違うらしい。異性の友人や恋人に言えないような事も僕相手ならば言えるらしい。異性だけれど異性と接する時のようには気を使わずにいられる異性。家族のような同性の友人のような。
あくまで上記はこの友人が思っている事なので他の人間も同じように思っているのかどうかまでは僕に分からないけれど一つの例としては充分。
けれど解決方法が分からない。仲良くならない方が良いのかと訊いたらそれは違うと言う。一体どうすれば良いのかは全く不明のまま。


八方塞。