閉じる世界

世界が閉じる感覚。
過去に何度経験したのかは覚えていないけれど少なくとも1回は覚えている。
僕の記憶の中でも最悪の記憶。
最近まで引き摺っていたし引き摺られていた。ようやく、開きかけたと思ったのに。
今回は最悪と言う程ではないけれど最悪に近い感じ。
世界の色が変わるわけでもなく世界が暗くなるわけでもない。世界の質が変わるという言葉が一番近いかもしれない。
怒りや憤りを通り越して妙に哀しいような寂しいような感覚。どうしようもないという感覚。
行き詰まっているような。
実際、行き詰まっていて生き詰まっているのだろう。