蔵王スキー旅行記〜今回も樹氷が見られなかった〜

2004年3月23日(一日目)
家からバス、電車、新幹線などを乗り継いで約6時間程かけてホテル到着。真っ暗。仲の良い人とは普通に話せる僕は道中殆んど話してた。ほぼノンストップ。どう考えても話し過ぎ。最寄り駅からスキー場付近のホテルまでバスに乗って行ったのだが、その時に一人でボードを持った女性が居たが一人なのか合流予定なのか。一人だったら凄いと思う。色々と。
ホテルに着いた後にようやく食事。遅い夕食は薄味の海鮮鍋でなかなか美味しかった。ホテルの部屋は和室七畳のロフト付き洋室。和室と洋室が繋いである部屋に泊まった事は幾度か在ったが和室がロフトになっているタイプは初めて。最初は少し新鮮な気分で居たが五分程度で興味を失う。階段の昇降が面倒だなと思いロフトに行かなくなる。飽きるのが早い。今日は時間も遅く不可能だからスキーは明日から。

2004年3月24日(二日目)
朝食を取りスキー板をレンタルして早速スキー場に。久しぶりのスキーなんで足が動かないし怖い。一番楽で簡単なショートスキーにしたのに。転ぶのを怖がってるようなので無茶をし意図的に転ぶ。これで慣れたはず。2、3回滑ると思い出したのか問題無く滑れるようになる。晴れたのは嬉しいがサングラスが無く目がチカチカして痛いので一人でサングラスを買いに行き、いかにもスポーティなタイプを購入。ついでに妙な形のファー付き帽子も購入。思わぬ出費だが満足。現在地と待ち合わせ場所が分からなくなったので案内所のお姉さんに訪ね待ち合わせ場所へ向かう。下の方程に雪質は悪い。かといって頂上付近も良くは無い。やはり時期が遅すぎたみたい。
11時と15時に休憩を兼ねてそれぞれハンバーグカレーとカツカレーを食べた。食べ過ぎ。しかもいくら好きだからってカレーばかり。通常営業時間は17時までなので部屋に帰る。ナイタースキーをする為に夕食を18時にする(18時と19時が選べるらしい)。ナイターは場所が離れてるとの事。面倒。取り合えず食事と休憩の為に部屋へ戻るが足が痛い。転んだ時に打ったらしく肋骨辺りも痛い。歩くとふらふらする。運動は大変。スキーは楽しいけど。夕食はステーキ。やはり食べ過ぎ。
ナイターへ。夜になると気温が下がるので雪質が良くなるかもと淡い期待をするも見事なアイスバーンと化していた。やはり昼に晴れていた影響で雪がかなり溶けていた模様。しかもボーダーが作った深い溝までそのままの形で凍っているので大層滑りにくい。久しぶり過ぎて忘れていたコツも思い出せたし、と調子に乗って速度を出していたら止まりきれずに流れて溝につっかかり転倒。アイスバーンなのでかなり痛い。やたらと腰を強打した。その後も懲りずに滑り続ける辺りに僕の学習力の無さが伺える。2時間程度滑りナイター営業終了と共に帰る。
スキーに限らず旅行で一番困るのが夜する事が無い事。疲れているので体や頭を使うのは嫌。飲もうにも翌日も朝から動く予定なので抑えなければならないと思うと飲む気が失せる。テレビは見ない。本当に話をするくらいしかする事が無い。パソコンが無いのも凄く辛い。しかし幾らなんでも携帯でネットに繋ぐ気にはなれない。こういう時だけノートパソコンが欲しいと思うが一年に数回しかないのでもったいないので買わない。毎日必ず行っている事をしないというのは心理的に結構不安定。その対象がパソコンだというのは悲しい。

2004年3月25日(三日目)
今日の午後には帰るし体中が痛いので今日は滑らない事に。ゆらゆらと土産物屋などを覗きながら時間を過ごす。帰りのバスのアナウンスに爆笑しそうになった。アナウンスのお姉さん面白い事言い過ぎ。しかも淡々と普通に話すものだから尚更に強調される。アナウンスで笑いを取りにいかないでほしい。声を出さないように我慢するのに必死。一緒に行った人に不審そうに見られた。
えっ?
面白かったの僕だけ?
バスから降りた後に説明するが理解されなかった。なんてセンスが無いのだろう(僕は)。帰りも道中話していた。話し過ぎ。家に到着。疲れて寝る。



未だに体が痛い。筋肉痛と打撲で動くのが辛い。運動は自分の年齢を考えないと後々大変になる。楽しかったから後悔はしていないけれど。ちなみにお土産はミルクケーキ。スタンダード、ヨーグルト、いちご、りんご、さくらんぼ、ブルーベリー、ラ・フランス、チョコレート、コーヒー、抹茶、かぼちゃ、あやむらさき芋の12種類。少し硬い牛乳を固めた板みたいなもの。ミルクックとかいう名称だったような気もするけどミルクケーキと記してあるのでミルクケーキなのかもしれない。妙に納得がいかないけど。会社によって名称が違うのかもしれない。