見学感想文提出

2004年3月20日02:58
現在、もし実体化したら僕個人どころかフロアも共に圧壊するであろう程の質量の孤独感を有してる。慣れてるので大した損害でもないけど、だからといって慣れたから良いというわけでもない。幾人か話しかけてくれた人達が居たが圧倒的なまでに初対面に弱いうえに流れている音が大き過ぎて何を言っているか余り理解出来ず、まともな対応が出来なかった。その中で僕に抱きつかれた人も居て、体に触られるのがとても苦手な僕は苦笑いしか出来なかったけれど嫌だったわけでなく動けなかっただけ。触れるのは平気なのに触れられるのは苦手という常時自動発動の性質を発揮。こんなとこ見ていないでしょうが申し訳なかったです。そもそも僕は人間が苦手ですらあるのに初対面なんざ未知の生物との遭遇に近い。それは言い過ぎにしても極度の不安を抱いている事には変わり無いので、音の大きさに関係無くどのみちろくな対応は不可能だったと思うけど。不意打ちに弱く即興は下手。人間関係に対する能力は極めて低いと改めて実感。人間関係だけで無く人生が即興の連続なのに。物事に臨機応変に対応出来なければ生きるのに苦労するだろう事は理解してはいるのだが、理解と実践は絶対的に違うので。それと人間関係の為の円滑な方法を知らない。その為の努力もしていないし多分知ろうという意思も無い。人間が嫌いというわけではないのだけど。
人間は相手を自分と同じ人間だと思うからこそコミュニケーションが可能だという説が在る。多少は誰もが誰もを違う人間だと思うだろうが、しかし恐らく根本では同じ人間だと思っているのだろう。簡単に言えば僕が良いと思う事は君も同じように良いと思うだろうと信じている。でも多分僕は多少は同じかもしれないが、しかし決定的なまでに絶対的に違う人間だと思っている。僕が良いと思う事を君がどのように思うかは知らない、と。この差が僕とそれ以外の人達のコミュニケーション能力の差だろう。勿論ただ単純に僕がつまらなく面白みの片鱗すら存在しない人間というのも欠かせない理由だろう。円滑な人間関係を構築、維持するには喜怒哀楽の感情が必要で特に喜と楽がなければ人間関係を継続したいとは誰も思わないだろうから。
03:27
それなりに益は在った。少なくとも見学という意味においては問題無くつつがなく達成。言い訳っぽくなりそうで余り愉快な話しでもないが題目は満たされた。ちらほらと見かけるネットではそれなりの大きさを持つらしい催し物がどのようなものかは充分に理解出来たし、一部で有名らしい管理人の姿を見る事も出来たし、ついでに趣味も行なえた。好奇心は満たされた。予め想定されたものだったけれど孤独も確認出来たし。孤独も時には確認しなければ忘れそうになる。自分が孤独である実感をしなければ僕はいつしか自分が孤独である事を忘れ、いつか孤独は僕の障害と成ると思う。こんな事ですら一々確認しながらでなければならないとは。僕の記憶力も問題だが慣れるというのも問題だ。かといって何度も同じ事を行っても慣れないのも不便極まり無い。退屈はしないだろうが。便利に問題が在るのは当然と言えるが不便は不便という事そのものが問題と言えば問題か。
03:49
寝不足と立ちっぱなしと空腹とアルコールで滅茶苦茶な状態。取り合えず横になって眠りたい。
04:26
足が馬鹿みたいに痛い。言語を絶する痛さ。膝から下が全部痛いのだけど特に踵。踵を地に着けると膝下どころか腰まで痛みが突き抜ける。ここまで痛いのに更に立っていなければならないのは拷問に等しい。下半身の寿命が本日で終るかもしれない。僕自身の耐久力が低いのは知っているが、これは既に耐久力の問題ではないような気がする。
05:32
ようやく座れた。足が痛いの変わらないけど楽にはなった。膝下はほぼ完璧に麻痺していて痛覚以外の感覚が不明瞭。座った影響か眠りそう。眠気と空腹感が40%づつ倦怠感が20%の割合で体を占拠。ろくでもない状況。大体にして眠気だけでも頭の働きが悪くなっているのに空腹感で空腹以外の事を考えるのが不可能になりつつある。倦怠感は意思で誤魔化す事が出来ないわけではないけれど、眠気と空腹感でそれも難しい。しかし空腹を解消すれば眠気が80%に達する事が予測されるので選択するのも難しい。
05:40
空腹のせいか気持ち悪くなってきた。吐き気がする。不快感満載。
06:30
空腹、眠気、疲労にアルコールを投入したせいか嘔吐。とはいえ胃に食物も水分も殆んど入ってなかったので極々少量。右肋骨部周辺と左腹部に鈍痛を感じるのはその影響かも。山手線にて帰宅中。
06:59
品川サンディーヌでモーニングセット(?)を頼むがこれが不味い。美味しくはないだろうという憶測を遥かに上回る不味さ。コンビニ弁当よりも不味い。一分一秒を競う朝の食事に時間をかけられないのは理解出来る。よって食事がレンジで温めるだけの冷凍食品でも納得しよう。しかし凍ったままだというのは一体どういう事だ。冷たい牛すき丼なんか在るか。最悪。隣の店でカレーライスを食べて口直しをしよう。
07:16
最悪は継続する性質なのかどうか知らないがカレーライスの販売は9時からでそれ以前はホットケーキ類を販売しているようだった。ホットケーキは余り好きではないので却下。カレー屋がホットケーキなんて販売するなと言いたい。空腹はさして満たされぬまま電車に乗り込む。山手線もそうだったが、祝日の土曜の朝だというのに割りと混んでいる。何故だ?座れたのでどうでも良い些細な疑問だけど。



後半はぐだぐだに成っているのがよく分かる。僕みたく体力の無い人用に椅子を増やしてほしいというのが正直な感想。踊る為のスペースと話をする為のスペースを別にして(もしくは両方の場所を少し離すとか)ほしいとも思った。今思いつく感想はその程度。僕は読書感想文とかを書く時は本を読みながらでないと量が無い。読み終わった後には面白かった、もしくはつまらなかったくらいしかない。感想なんていつまでも継続するわけがない。忘れてしまう。兎にも角にも好奇心は満足したので恐らく一人ではもう行かない。関わった人も関わらなかった人も関わろうとした人も関わろうとしなかった人もお疲れ様。