最高の悲劇は現実に他ならない

題名にしておいて何だが悲劇が好きではない。嫌いという程ではないけど劇中くらいは幸福な終焉で良いのではないかと思う。現実は時に悲劇なんて問題にならない、悲劇になんて出来ない程度に残酷で悲哀に満ち満ちているのだから。楽しい事が好きなのもその思いが在るからかもしれない。いつか洒落にも成らない笑う事も出来ない状況の為に笑える時に笑っておくべきだとは思っている。はりぼての笑顔でも多少の無理をしていても突き詰めてしまえば嘘なのかもしれなくても笑えるのなら。